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レースレポート

 

NEW!! 86/BRZ Race Rd. 9 第10戦「富士スピードウェイ」CLUBMAN レポート へ

 

86/BRZ Race Rd.1 第1戦 「ツインリンクもてぎ」レポート 4月1日〜2日

2017年4月1日、ツインリンク茂木で第1戦が行われた。今年からクラブマンシリーズでは前期型と後期型が混走でレースが行われる。ファイナルギヤの変更、ボディの剛性UPなど一見後期の方が有利に思えるが・・・レースはやってみなければ分からない。予選の天候は曇りで路面はWET。台数が多いため2組に分かれて行われた。我がチームは2組目なので、1組目のタイムを注視していた。そこで#84 橋本選手「2分19秒081」の驚異的なタイムを叩き出した。橋本選手は昨シリーズでチャンピオン争いをした実力のあるドライバーである。

2組目で我々ブルーエリア所属#600小野田選手が車両に進路を妨げられながらも「2分20秒131」を叩きだし総合2番手。しかしこのタイムの差の1秒は100分の1秒で争われるこのレースではあまりにも絶望的な差。 翌、決勝日は開幕戦に相応しい快晴。路面はドライ。スタート直後から快調にペースを上げ、一気に追いつく。後はどこまで冷静にPUSHしていけるかだ。7周目を迎え、突然その時が来た。#84橋本選手がシフトミスで失速し、小野田選手がイン側から華麗に抜き去りTOPへ浮上。しかしゴールラインまで何が起こるか分らないのがレース。安心は決して出来なかった。

残りの2周でポジションを守りきることが出来るのか。背後からはまだ諦めていない選手達が追い上げてくるが、2位争いが勃発したことで#600号の小野田選手は逃げ切ることに成功、応援メンバーも歓喜する中、1位でチェッカーを受けることとなった。ウイニングランでギャラリーに手を振る小野田選手が非常に誇らしげだった。

昨年表彰台へ上がることは何度もあったが、悔しいことにレギュラーシーズンに1位を獲得することは出来なかった。今回の優勝は2015年第6戦以来の優勝である。開幕戦から良い流れが出来ている。未だ果たせない悲願の2017年シリーズチャンピオンを目指す。

 

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86/BRZ Race Rd.2 第2戦 「オートポリス」CLUBMAN レポート 5月7日

2017年5月、大分と熊本の県境にあるサーキット「オートポリス」で第2戦が行われた。1990年から営業が開始され「全日本F3選手権」「全日本プロドリフト選手権」「スーパーフォーミュラ」「SUPER GT」など多彩なレースを開催している。昨年の熊本地震以降すべてのレースが中止となったが、同年10月に再開。86/BRZ Raceも2年ぶりの復活となる。

 我がチームもこのコースはまだ2回目で2年ぶりとなる。加えて今回走る車両は馴らし走行が終わったばかりの後期型の#500号。ファイナルギヤの違いからくる立ち上がりの速さは前期型には無い良さを持っている。アップダウンの激しいコースで、少しでもドライバーの負担が軽減できればという選択だ。 練習走行もいつもより多く合計12回。マシンのセットアップとドライバーのコースに対する熟練度向上に集中した。

今回のレースは日曜日の1日で予選と決勝が行われる「ワンデー開催」。決勝でのタイヤ温存作戦の為、予選ではクリアラップを狙い遅れてコースインするも、ペースの遅い車両に引っかかり1周目で決めることが出来なかった。挽回の3周目でTOPタイム(コースレコード)をマークしポールポジションを獲得。久しぶりの快挙にピットメンバー全員で歓喜の声が響いた。

 午後の決勝では快調な走りで先行逃げ切り状態だったが、なんと8周目で後続の菱井選手に抜かれ2位のままでフィニッシュ。結果的に順位を下げ悔いの残るレースとなった。しかし総合ポイントランキングでは第2戦終了現在で8ポイントの差を着けて1位を死守している。次戦でのリベンジを期待するしかない。

 

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86/BRZ Race Rd.3 第3戦 「富士スピードウェイ」CLUBMAN レポート 5月3日〜4日

富士スピードウェイ。CLUBMANドライバーの小野田選手にとっては地元のサーキット。86レースでは毎回激戦が繰り広げられている。今回は86後期型の参戦が認められてから過去最大の90台のエントリー。

フルグリッドが45台のサーキットに倍のエントリーは、86レース過去最大規模となった。

しかも例年は梅雨入り時期ではあるが予選と決勝は好天の予報。予選でのタイムアタックに全てを賭け必ずポールポジションを獲る勢いのチームの雰囲気があった。1組目は前戦オートポリスで競り負けた#771菱井選手がトップタイムの2分7秒110。これで火が付いた2組目の#600小野田選手は2周目の渾身のアタックでコースレコードとなる2分6秒745をマーク!ピットでは歓喜の渦となり、周りからも祝福と連続ポールを決めたかに見えた。

安堵するメンバーとドライバーはテントに戻り、2組目の予選の暫定タイムを確認した途端、その歓喜は落胆と静寂の結果が待っていた。「4脱(コース外走行)により該当タイムは抹消、予選45台中45位」ギリギリのタイムアタックが最高から最悪の結果となった。タイヤが少し残った感覚と走行後のオフィシャルからの呼び出しがなく、何ら問題なしと判断していた。しかも明日の決勝のタイヤ温存のためにタイムアタックは1回のみ。判定結果は「ランオフエリア走行」コントロールタワーの高解像度の判定画像を確認した結果もアウト。明日はBレースの43台目のポジションとなった。86レースに参戦してBレースに参加するのは初めてである。このBレースにチームとして何が出来るか。結果、朝一レースのメリットを最大限に活かして、昨日の幻のコースレコードを更に削り2分6秒538をマーク。参加88台中87位(1台未出走)として第3戦 富士のレースを終えた。

 

86/BRZ Race Rd.3 第3戦 「富士スピードウェイ」PROFESSIONAL レポート 6月3日〜4日

2017シーズンの挑戦として準備してきた86/BRZプロクラスへの参戦初戦を迎える事となった。

2013シーズンから参戦してきた「チームブルーエリア」はかつてプロアマ混合であった2014年までの2年間。Vitzのワンメイクレースで経験してきたプロと勝負出来るドライバー、トヨタ販売ディーラーチームでのクルマ作りが、2017年のプロクラスでどこまでやれるか注目の1戦である。

坪井選手が今回の86レース富士ラウンドで新しい風を吹かすのか、周りからも注目のエントラントとなった。前日の専有走行で驚愕の鮮烈デビューとなるTOPタイムの2分5秒241。普段はチームテントに顔を出さないような他チーム有名ドライバーやスタッフがざわつき始めた。坪井選手は言う「予選は明日ですから」謙遜しつつも内に秘めた闘志がその一言から伝わった。

そしてプロクラスの予選となった。しかも例のCLUBMANの予選結果の後だ。チーム内の雰囲気を察し、テントの隅でそっとレーシングスーツを着替える坪井選手には本当に申し訳なかった。予選結果は2分6秒092で予選7位。スタートは前には#60服部選手。後ろには#82谷口選手とアウト側の4番手からの明日の決勝を迎えることとなった。1秒以内に26台が入るという大混戦。プロクラス特有のスタート後の1コーナーのポジション争いで何も起こらなければいいのだが。

翌4日(日)は弊社の新入社員50人以上の応援団が到着。他チームも負けずと時沢山の応援が富士に集結していた。プロクラスの86は後期のみがエントリー可能。タイヤも新品状態のみ、ドライバーはプロアマ問わずとは言いつつも、現役GTドライバーからレジェンドクラスのドライバー、やはりワンメイクレースの最高峰である86レース。簡単に上位入賞が出来る生易しいレースでない。スタート後は前4台が一歩抜け出し#500坪井選手は#770山田選手、#60服部選手と激しい5位争いを繰り広げるセカンドグループ。各ドライバーが必死のポジション争いをした結果、1つポジションを落とし8位でフィニッシュ。ポイント獲得となった。今後も期待せざるを得ない好結果に「次回は更に上を目指します」と坪井選手はコメントした。次戦の坪井選手は9月の第7戦「富士」に参戦。激しいマシン同士の接触もあり、それまでに修理もしなければならないが、まずは#500号の後期型のセッティングを更に見直し、次回の巻き返しを期待する坪井選手のプロクラス参戦の初戦となった。

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86/BRZ Race Rd.4 第4戦 「岡山国際サーキット」CLUBMAN レポート 7月1日〜2日

7月となり86レースも中盤戦の第4戦「岡山国際サーキット」を迎えた。自走で行くサーキットとしては埼玉から最も遠方となるサーキットである。前戦の富士の予選の失敗から立ち直るには結果が求められる大切な1戦だ。必勝態勢を考慮し#500号後期型での参戦と決め、タイヤセッティングやアライメント調整を繰り返してきた。当然本格的な梅雨の不安定な天候。タイヤも十分準備してきていた。天気の心配をしながら毎日のセッティングを考えている。

専有走行では当然のように好タイムで戻ってくることが当たり前になっていた時、トラブルが起きた。

「#500号車が路肩で止まっている」そんな情報がピット内に他チームから入ってくる。昨日クラッチフィーリングを考慮しTRDのクラッチに交換したばかりだ。オフィシャルから牽引されて戻る姿を目の当たりにし、今回はここまでなのかという雰囲気の中、マシンが戻るとすぐにミッションを下した。ミッションブローは免れたがクラッチディスクが破損。スタータもステー部が破損していた。原因は「クラッチディスクの破損」TRDと他チームとTRAのおかげで部品調達が間に合い、早急に交換して最後の時間枠の走行に間に合い最終チェック、何とか明日の予選に出場出来るようにまで間に合わせた。チーム内の運はまだ残っていると信じて、明日は無事に走って欲しいものだ。

しかし、まだ前戦からの悪い流れはまだ残っていた。準備していたタイヤがナンバー付きのレースのいわゆる車検に抵触、新品タイヤでの予選・決勝となってしまった。念の為準備してきた新品タイヤがこんなアクシデントで役に立つとは。予選はドライ。熱入れさえしていないタイヤでは1組目で5番手が精一杯。トータルで10番手のスターティンググリッドとなる。昨日のトラブルからレースに出る事さえ奇跡と感謝しなければ。明日の天気は決勝からは雨模様の様子。降るなら早く降って欲しいと願うのみだった。

7月2日(日)決勝ではスタート後の1コーナーでの多重クラッシュが発生。その隙にスルスルと5位までポジションアップする流石のドライビング。セーフティーカーも入り途中の恵みの雨が降ったら結果はわからない。終盤にペースの落ちた#75手塚選手をパス4位に浮上したところでフィニッシュ。優勝は#38の神谷選手。これで4戦とも勝者が異なり、例年になく混沌とした非常に興味の沸くCLUBMANシリーズとなってきた。ネッツ東埼玉ブルーエリアとしては、またしてもトラブルとアクシデントで本来の力を発揮せずに終了してしまった。今回も不完全燃焼となる岡山ラウンドとなってしまった。

次戦は北海道の十勝スピードウェイでのRd.5&6のダブルワンデー開催という十勝ラウンド。ここで2勝目をする者が中盤戦の鍵を握ることになるのでランキング上位陣は皆が参戦してくるはずだ。

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86/BRZ Race Rd.5 第5戦 「十勝スピードウェイ」CLUBMAN レポート 7月29日

2017年7月、十勝スピードウェイでのダブルヘッダー7/29(土)に第5戦(10周)、7月30日(日)は第6戦(14周)が行われる。使用できるタイヤ本数は2戦で6本。マシンは後期の#500号を選択、今シーズンのチャンピオン争いの行方がここで決まるのか。ここまで第4戦の勝者が全て異なり非常に見ごたえのあるシーズンとなっている。この86サバイバルシリーズは最後の最後まで残りたい。

ここ十勝は本州の5月位の気候でとても過ごしやすい。タイヤのパフォーマンスを最大限に活かすには絶好の舞台だと思っていた。しかしコース以外はグラスゾーンとなっており、少しでもコースを外れて走行しようものなら86のブレーキエアガイドから草を大量に巻き込み、通風口を塞いだ草が超高温のブレーキから発火するような所もあった。

前日の専有走行ではトップタイムを叩き出した#500号と小野田選手は好調。そしてまた予選前の公式車検。6本制限のタイヤをチェックされマーキング。実際明日の第6戦はどの位置のタイヤを交換するのか各チームの悩みの種はつきない。午前中の予選では#38神谷選手の後をつける形でスタート2周目にきっちりタイムを出す。入れ替わりで#500小野田選手の後をつけた#38神谷選手がわずかコンマ3秒上回りポールを譲る。そして午後の決勝を迎えた。

決勝は好スタート。先頭の#38神谷選手を後ろでマークしながら好機を伺う得意のチェイススタイル。3番手から5番手の混戦を尻目に2台でペースを作りながら、このままいけるかと静観しつつ先頭の#38神谷選手とは1周ごとにコンマ4〜5秒位遅れ始めた。原因がマシンなのかドライバーなのかは不明なまま2番手でフィニッシュ。今シーズン2度目の2位表彰台だが、レース終盤にかけて広がっていった明らかなタイム差に#38神谷選手と同じYOKOHAMAタイヤである#500小野田選手は苦渋の思いだったに違いない。

これで#38神谷選手は2連勝。混沌とした2017シーズンのポイントリーダーとなった。レース後には3番手争いで接触のあった3位の#75手塚選手は30秒ペナルティで11位と降着。しかし、ファステストラップのため明日の第6戦のポールは#75手塚選手、#500小野田選手は2番手のポジションとなった。レース後はマシンが車両保管となり、明日の解除まで一切メンテナンスが出来ない。今日の差を残りのタイヤ選択だけで埋められるものなのか。

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86/BRZ Race Rd.5 第6戦 「十勝スピードウェイ」CLUBMAN レポート 7月30日

翌7月30日(日)ダブルヘッダーの2日目、遠方開催での総合力が試される1戦となった。今回のグリッドは昨日の第5戦のベストラップ順で昨日のタイムは総合で2位。上位5名はシリーズポイントランキングの常連で占められ、この中に今シーズンのチャンピオン候補がいるに違いない。決勝は予想より路面温度が上がってしまい、タイヤにダメージがある各チームは予備の2本を左側前後で交換するチームが多かった。当然#500小野田選手も左側2本を交換。

 快晴の正午から決勝スタート。#500小野田選手はいつも通りの好スタートであるが、先頭の#75手塚選手のほうが直線の伸びが良い。後ろからの#38神谷選手と#84橋本選手の1コーナーで3位のポジション争いの中、2番手は譲らんと#500小野田選手は1コーナーで飛び込み、#75手塚選手と先頭2台体制で安定した周回を始めたかに見えた。しかし周回ごとに先頭と0.3秒ずつ離され始めて来ていた。

明らかにコーナーでタイヤが滑っている。14周まではとても持たない。なんとか今のポジションをキープしたままフィニッシュしたいが、いよいよ後ろからきた#38神谷選手、#771菱井選手にも抜かれ表彰台圏外の4番手まで順位を落とす。慢心創痍の4位フィニッシュ。必死にポジションを守ろうとする走りもここまでコントロールが効かなくなったタイヤではここまで。ここから無理をすればどうなるかはドライバーが一番知っている。逆に4位を維持できた事だけでも立派だったと思う。

必勝態勢の十勝ラウンドは第5戦で2位、第6戦で4位と普通なら喜ぶべきなのだが、順位以上に何かと今後の課題が多い結果となった。次回はCLUBMANとPROとの2台エントリーで臨む。リベンジの舞台は「富士SW」だ。

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86/BRZ Race Rd.6 第7戦「富士スピードウェイ」CLUBMAN レポート 9月1日〜2日

スーパー耐久と同時開催の為、金土での変則開催。過去最大の96台のエントリー。最大グリッド数は45台のため専有走行、予選とも最大台数(45台)で競わなければならない。ここで勝つドライバーこそがクラブマンシリーズチャンピオンへのリーチが宣言できる決戦となる。各ドライバー同士の激戦が期待される。前回の富士での屈辱はここで返す。

金曜日の午前の専有走行は2組目。1組目の#38神谷選手は2分7秒287。速い。#600小野田選手は2組目で時計を削るも2分8秒121まで。7秒台に入らない。午後の予選までに何が出来るかは限られている。最低でも2組目のトップ、出来れば1組目を上回りポールポジションと思ったが、神谷選手が驚愕の2分6秒576!1組目のトップ。2組目の小野田選手も負けずに2分6秒782で2組目のトップタイムだが、わずかコンマ2秒差でポールは奪えずフロントローでの2番手ポジションとなった。今夜から雨の予報。決勝の昼までにどれだけ回復するかがポイントとなった。

決勝の土曜日。午前中はウェットからの午後の決勝までにすっかりドライ。ネッツトヨタ東埼玉の内定者で構成された応援団も到着しスターティンググリッドでは大変盛り上がった。神谷選手と小野田選手とはVitzレースからの良きライバル。互いの癖、性格などを知り尽くした難敵である。タイヤは同じYOKOHAMA。マシンは神谷選手が後期、小野田選手が前期。スタートが勝負。あとはどこでどれだけミスをしたほうが負けなのかはドライバー同士が一番分かっている。最後まで諦めずに我慢したほうが勝つ。

一斉にスタート。神谷選手がもたつく。チャンスだ。小野田選手はインから抜群のスタートでギヤ比のアドバンテージをカバーしインから先頭で1コーナーに飛び込む。トップだ。ここから8周目まではテールトゥノーズの攻防。タイヤの限界ギリギリまで互いに攻める。しかし7周目の最終コーナーで一気に差が縮まる。8周目の1コーナーの飛び込みで逆転されてしまった。諦めずに追走するも結果2位でフィニッシュ。神谷選手に3勝目を与えシリーズチャンピオンにリーチをした。次戦SUGOからの残り3戦全勝という厳しい条件が課せられた。

 

86/BRZ Race Rd.6 第7戦「富士スピードウェイ」PROFESSIONAL レポート 9月1日〜9月2日

2017シーズンのプロクラス挑戦の「富士スピードウェイ」の2戦目。今開催はスーパー耐久が同時に行われるため坪井選手も86レースとのダブルエントリー、是非とも結果を残したい「富士」ラウンドである。前回Rd.3で7位入賞のポイント獲得。坪井選手も「悔しいです。更に上を目指したい」と86レースの魅力に気づいてしまったドライバーの一人となった。異様な雰囲気かつ、最も熱いこのレースで結果を残す難しさを伝えたいのはどのドライバーも同じ。多忙な中でのマシン製作と調整。エンジニアとの打ち合わせ、長年かけて少しずつ蓄積した「チームブルーエリア」ノウハウをプロクラスのプロドライバーで試すのだ。皆が競う意味も理由も多い。このレースが面白くない訳がない。

専有走行ではしっかり前回の反省をマシンと再確認し、台風の影響の路面を確認しながらの走行。悪くない結果だ。

午後の予選では2分5秒台前半は必要なハイレベルな争いとなる中、前回のタイムを上回る2分5秒370で5番手という自身最高位を獲得!上位勢はNEWタイヤのDUNLOP、GY勢と富士SWが得意のBS勢の#97近藤選手だ。#500坪井選手はBSタイヤ勢の中では2番手。表彰台が見えてきた。予選最低周回数の3周で叩き出したタイムは決勝でのタイヤ温存に十分貢献していた。明日の決勝は午後の夕方。その時間の予報ではドライの決勝になるだろう。

決勝は台風一過でドライ。抜群のスタートで先頭2台のDUNLOP勢の3〜5位争いが始まった。途中、GYの#369平中選手を抜き4位に浮上するも途中で抜き返され、タイヤに無理をしたのか更に後ろの#32市森選手にもパスされ結果は6位入賞。チームとしては素晴らしい結果の入賞。坪井選手としては悔しい結果となってしまった。

86レースのプロクラスのスプリントレースは、詰将棋と同じ。少しでも相手がミスをしたところを決して見逃さずにそこを狙う。まだまだ挑戦するチャンスがあればプロクラス挑戦はどこになるのか。2017坪井選手のスポット参戦は周りにどういう刺激をあたえられたのか。答えは次の挑戦時までチームとして今何が出来るか?何をすべきかだ。

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86/BRZ Race Rd.7 第8戦「SUGO」CLUBMAN レポート 9月30日〜10月1日

シリーズチャンピオンへの最終関門SUGO開催。現在のランキングはトップと15ポイント差の2位。トップの#38神谷選手はここまで3勝。勝てばチャンピオン決定。今シーズン1勝している#500小野田選手#771菱井選手#75手塚選手#126庄司選手までは残り3戦全部優勝すれば逆転出来るチャンス。魔物の棲むSUGOを制する者は誰か。

期待とは裏腹に専有走行、予選と1分42秒前半が精一杯。41秒台に入らない。車載映像、データロガー、マシンの状態、タイヤの状態。ドライバーの状態。あらゆる可能性を探しても確証となる原因が分からない。「SUGOの魔物」に取り憑かれたという他ない。予選はCLUBMANクラスでワースト2番目の9番手。魔物の気配が忍び寄る。

決勝は快晴のドライ。路面温度も体温以上にヒートアップしていた。逆転を信じての決勝スタート。

狭いコース幅のアップダウンの厳しいコース。ファーストラップの1コーナーを無事に抜け次のコーナーでその瞬間は来た。前を行く#333古田選手のマシンの挙動が予期せぬ動き、たまらず#500号もインの縁石で土煙を上げながら急制動と左に回避するも右前を接触。右Fフェンダーとボンネットが破損し右フロントタイヤがグリップしなくなった。後続でもシケインでも4〜5台が絡む多重衝突。いよいよSC投入。大波乱のSUGOはこれで終わらない。2番手を走る#75手塚選手がドライビングスルーペナルティ。しばらくして先頭の#38神谷選手にもドライビングスルーペナルティ。先頭2台が「ジャンプ(フライング)スタート」#500は6番手までランクアップ。このままフィニッシュかと思われたが最終ラップで#130松井選手に#126庄司選手が接触で+60秒のペナルティ。結果#500小野田選手は5位入賞。

 

優勝は#84橋本選手。これでチャンピオン争いは3勝の#38神谷選手、残り2戦を優勝条件で#500小野田選手#84橋本選手#771菱井選手までの4名に絞られた。次の「鈴鹿」で決まるか決めさせないのか。シーズンはクライマックスへ

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86/BRZ Race Rd.8 第9戦「鈴鹿サーキット」 10月21日〜22日

86/BRZ Race Rd.8 第9戦「鈴鹿」CLUBMAN レポート

大荒れの「SUGO」でここまで持ち越されたチャンピオン争い。エントリーした#500号は前戦で破損、緊急修理。ZENKI#600号での参戦となった。「神が作ったコース」と称される「鈴鹿」。最後の決戦にふさわしいサーキットの勝者の鍵は「雨」。2017シーズンのクライマックスは台風の影響であっけなくエンディングを迎えた。

10/21の予選は雨でヘビーウェット。当然の新品タイヤで挑む。ポールポジションだけを狙っての#38神谷選手と同時のコースイン、水煙の中から現れる赤いブレーキランプだけが目前に迫る。スリップに入るも前の水しぶきの勢い方が邪魔をしているコースコンディション。互いにタイムも削れない。クリアーになるまでの時間と勝負をしている間に次々にコースアウトするマシンが出始める。レッドフラッグが出ないことを祈ってのタイムアタック。トップを獲ったと思ったすぐ後に#126庄司選手にトップを奪われた。結果予選1組目の2番手。ポールならず。貴重な1ポイントを逃す。後はファステストで優勝するのみと意気込んだ。サポート車の#16大久保選手はBレースで3位表彰台。明日の決勝Aレースに向けての十分なデータが取れ、明日はいけると思う中、場内放送とメイン大型スクリーンに非情の通知が流れた。「10/22のレースは全て中止」。代替開催は無く2017シリーズチャンピオンは#38神谷選手となる。

皆、雨の中いつもと同じ様に片づける。レースが終わった時のようにいつも通りに片づける。次のレースのために。

次戦は12/9.10第10戦 TGRF富士。CLUBMANクラスはワンデーで12/9予選・決勝となる。

 

 

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86/BRZ Race Rd.9 第10戦「富士スピードウェイ」12月9日〜10日

86/BRZ Race Rd.9 第10戦「富士スピードウェイ」CLUBMAN レポート

TGRF(TOYOTA GAZOO Racing FESTIVAL)例年なら11月開催。今回はTGRF前日の12月9日のワンデー開催。クラブマンだけで87台のエントリー。前日の専有走行後にサーキットにて翌日の予選前まで車両保管。もはや純粋なプライベータのレースの枠では収まらない位の規模となって、カテゴリーの再編も噂されるクラブマンシリーズ。 すでにクラブマンチャンピオンは#38神谷選手で決定しており、チームブルーエリアの目標も「富士での優勝&シリーズランキング2位の獲得」また今季限りでのZENKIマシン#600号の引退レースを有終の美で終わりたい。

冬開催の富士では凍るような路面温度とシーズン最後の各チームの熟成されたマシンでは必ずレコード決着の予選は覚悟していた。6月のレコードタイム2分6秒538は勿論、1秒近くは縮めてくると判断し5秒前半台の決着なら勝負出来ると思っていた。その1組目に驚愕の4秒台を同じZENKIマシンで叩き出したのが#62松原選手である。過去の富士開催の86レースではポールポジション経験者である。小野田線選手も必死にアタックを続けるが4秒台には入らない。1組目の予選は結果は0.7秒差の3位。決勝は5番手スタートとなった。

#600号の最後のスターティンググリッド。周りの面々は上位6台中チャンピオンの#38神谷選手以外は全員ZENKIマシン。今シーズンZENKIの優勝は第1戦もてぎの#600小野田選手のみ。スタートは互角。1コーナーの飛び込みで目の前の#703花里選手と#523高橋選手が接触しコースアウト。リタイヤに巻き込まれそうになるが結果3位でフィニッシュ。#600号は2年間の参戦を終えた。小野田選手年間ランキングは2位獲得。#600号 通算成績13戦 2勝 2位5回 3位2回 入賞3回 

86/BRZ Race Rd.9 第10戦「富士スピードウェイ」PROFESSIONAL レポート

2017シーズンのプロクラス挑戦の「富士スピードウェイ」の3戦目。TGRFでの開催に坪井選手も今シーズンラストエントリー。来季に向けたKOUKIの結果を残したい「富士」ラウンド。ProクラスはKOUKI限定の新品タイヤ限定のレギュレーション。勝負所はドライバーの腕とタイヤメーカーの差だ。但し肝心のマシン調整がうまくいかないクラブマンサポートマシンの方が速い。今シーズンSuper GT、全日本F3,Super耐久参戦で大活躍の坪井選手でもマシンの調子だけはどうにもならないが、乗り方次第ではうまく使いこなせるように一番最適なセッティングを心掛けた。Proクラスはまだチャンピオンが決まっていない。予選から熱い駆け引きが見られた。

予選の時間はなんと10分。予選、決勝とも同じタイヤでの参加が条件。予選で攻め続けると決勝でタイヤの限界を迎えてしまう。定石は2周から3周目でアタックを終了する。マシン台数と時間から考えても1台4周から5周でタイムオーバーだ。結果プロクラスもレコード決着。当然坪井選手もレコードタイムの2分4秒321を出すも14番手で上位23台がレコードを更新。予選で最も苦戦を強いられたのがブリヂストンタイヤ勢。このコンディションでは本来のパフォーマンスが発揮できていない。TOPの#97近藤選手YOKOHAMAタイヤとは1秒も離されている 決勝ではスタンドに大観衆で埋まった富士SWで行われた。無難なスタートで1コーナーのポジション争いをする中、目の前で#90坂口選手と#770山田選手が接触コースアウトするなか、ポジションを3つアップして11番手までプッシュ。しかし後にブリヂストンタイヤを履く前年チャンピオン#1佐々木選手にマークされた。マシンが本調子なら本当のバトルが繰り広げられただろうが、結果1つポジションを上げて13位でフィニッシュ。2017年の86レースが全て終了した。#500号はオフシーズンに再調整し必ず本調子で来季も坪井選手に乗ってもらう。

来シーズンの暫定スケジュールが様々なカテゴリーから発表されているが、86レース2018年の開幕戦は「鈴鹿」最終戦も「鈴鹿」。どのような形でどの程度参戦するかまだ未定。「鈴鹿」2戦の攻略が来年の課題となる

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